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産後の女性の身体
2017-12-22
失礼します。Kaiです。
母や先輩、姉、友人、出産を経験した人達から聞く話はいつも、呼吸が止まります。
痛さは想像を超えると思います。
出産は重度の交通事故患者と変わらないとも聞きます。
少しお腹が痛くなるだけで私は、ゔぅー死ぬー!絶対出産無理ー!そう叫んでいます。
しかし、とても神秘的で美しいものだと思います。
女性に産まれたからには経験したいなぁーとも少しだけ感じております。
恐怖心の方が勝りますが。。
なので、お母さんの方達を見るといつも尊敬しております。
それと同時に骨盤底筋群は大丈夫かな?と変わった視点で見ております。
こんな経済大国の日本にも遅れている事があります。
それは、産後ケアです。
産後ケアが、一番進んでいるのはフランスらしいです。
フランスでは、保険内で会陰ケアが出来るそうです。
産後様子を見ながらいかに早く元の身体に戻していくかが、将来の尿もれや、内臓下腿垂予防につながるそうです。
産後は運動器(筋肉、関節、骨)などが弱ったり、緩んでいたり、破損していたりデリケートな状態です。
産後、骨盤底筋群は肉離れを起こし、女性ホルモンの影響で運動器は、緩んだ状態です。
それと同時に子育てが始まり筋肉はこわばっていきます。
姿勢を保つ筋肉を強化し、骨格を安定させ、こわばっている筋肉をほぐして血行を良くする事を心がけなければなりません。
女性の身体は生理前数日間および妊娠3ヶ月頃から、出産後数日間『リラキシン』という卵巣ホルモンを分泌します。
リラキシンは、関節帯を弛緩させる働きがあり、胎児が成長し、出産するまで緩ませ続けます。
*『生理前に身体が柔らかくなるのはこのためです。伸ばし過ぎると故障の原因になります。』
産後もゆるゆる骨盤、骨盤だけでなく全身ゆるゆるなので身体を支えるバランスが崩れ関節炎の悪化や、
体形の変化、自律神経にも支障をきたし、様々な不調となります。
妊娠中から産後、カルシウム摂取不足により、骨再生のサイクルが乱れると、やがて骨粗鬆症になり、そのまま更年期を迎えるという悪循環に陥ります。
妊娠に限らず普段から筋肉を鍛える事を意識して骨再生を促す必要があります。
目に見えない様々な変化を経て出産を経験した女性の身体はとてもデリケートですが、
必要な時期に必要なケアを行うだけでなく、正しい知識や情報、メンタルケアを並行して行う事が望ましく、
子供や家族の幸せに繋がると思います。
骨盤、骨盤底筋群、腹筋群、腰背筋群など体幹を鍛えましょう。
産後は個人差があります。
マタニティブルー
産後ブルー
育児ブルーという言葉も耳にする様になりました。
子供と自分の身体に目を向け産後の悩みを抱えこまず、生活を、人生を楽しんで貰えるお手伝いと提案ができるよう努めていきます。
もぅ、産後も終わったし… 何もしないよりかは今からはじめましょう!
これから出産を経験する方は今のうちにはじめましょう。
今、妊娠中の方は無理なく、呼吸法や、ストレッチ、マタニティヨガを大いに活用しましょう。
きっと、貴方に豊かさを運んで来てくれる事でしょう(*´꒳`*)
Kai