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キケンなトランス脂肪酸とは?

2018-05-21

失礼します!kaiです!

トランス脂肪酸

初めて聞く方も多いのではないでしょうか? 海外では有害な油として規制がすすんでおり、トランス脂肪酸含有量の表示が義務つけられている国も多い中、日本ではまだ規制がなく、表示義務もありません。

トランス脂肪さんとは?

簡単に説明すると、通常の形をした原子が、加工する段階で形が変化して原子がイビツな形に変化してしまった状態の構造に変化したものです。 私たちの体に様々な悪影響を及ぼすとされています。   トランス脂肪酸は植物油を「水素添加」することにより生成されます。 植物油を精製する際、高温処理の工程でもトランス脂肪酸ができるため市販の生成された植物油にも少量含まれます。 工業的に作られるトランス脂肪酸が圧倒的に多いのですが、牛や羊などの胃に住む微生物の働きで天然型のトランス脂肪酸も作られるので肉や牛乳にも少量含まれております。量が少ないのでアメリカなどでは天然型のトランス脂肪酸についての表示義務はありません。

トランス脂肪酸を摂るとどうなるの?

工業的に作られたトランス脂肪酸を摂取するとどのような影響が出るのかみていきましょう! ・悪玉コレステロール増加 ・善玉コレステロールを減らす ・狭心症・心筋梗塞などの心臓疾患にかかりやすくなる ・認知機能の低下 ・突然死 ・脂質異常 ・高血圧の悪化 ・内臓脂肪がつきやすくメタボリックシンドロームを誘発! ・アトピーやアレルギーを悪化させる疑いもある。 ・摂取量が多いと不妊の原因になる まさに、健康の敵とも言える油ですね。    

胎児や子供達への影響

人間の脳は60%が脂質で、母親のお腹にいるときに盛んに細胞分裂を繰り返し、3歳ぐらいまでに約80%が完成し、12歳頃にほぼ100%完成すると考えられています。 そのような大切な時期にトランス脂肪酸を摂取していたら発達に悪影響を及ぼすのは避けられません。 妊娠中や授乳中のお母さん方には特に気をつけていただきたいものですね!  

どんな食材に含まれている?

  たくさん含まれているのはショートニングやマーガリン、フォットスプレットなど、を使ったパンやパイ類、ショートクリームやケーキ類ポテトチップスやチョコレート、アイスや菓子類数え切れないほど含まれております。 コーヒークリームやマヨネーズもトランス脂肪酸が多い食品です。 また、カラッと揚がって長持ちするために、ファーストフードやコンビニ店を中心に、外食産業でもショートニングを揚げ油で使っているところが多いのが現状です! できるだけ他得ることをお勧めします。

最後に

食べ物の種類や便利になるにつれて体に悪影響な食べ物が増えてきているように思えます。 アレルギーの子供やアトピーの子供を守るためにも少しずつ食への意識改革や勉強が大切ですね。   kai