失礼します。kaiです!
プラナヤーマ = 呼吸の科学 pranayama
ヨガという言葉と同じようにプラーナという言葉も広い意味を持っています。
プラーナには、
呼吸、息、生命、生命力、風、エネルギー、力などの意味があります。
また、身体に対する
魂といういみもありますが、普通は生命を司る呼吸を表します。
アーヤーマは、
長さ、広がり、伸ばす、制止などを意味します。
したがって、プラナヤーマは、
呼吸のコントロールを意味します。
『プラーナ』は宇宙の最も根源的なエネルギー(生命の源)を指します。
生き物は全て呼吸を通してこのプラーナをと取り込みます。プラナヤーマは、呼吸の科学と訳されています。
呼吸法の種類
おもな呼吸法には、
などがあります。
主な効果
- 集中力を高める
- 心を落ち着かせる
- ストレスを解消する
- 不眠症の改善
- 若々しくなる
- 肺を綺麗にし、肺活量を上げる。
- 直観力、思考力を鍛える
- 血行を良くする
などがあります。
呼吸法とは
人間は命を授かって、その命が尽きるまで、当たり前のように自然に呼吸をして命を繋いでいます。
生きていくために呼吸は必要不可欠な生命の営みです。
そもそも呼吸とは、息を吸う事で酸素を体内に取り入れ、息を吐く事で不要になった体内の二酸化炭素を体外に排出する身体活動です。
体内に取り入れた酸素は血液によって、全身の細胞内に取り込まれ、エネルギーとして消費されます。
いらなくなった二酸化炭素は、肺に戻り呼気として排出されるのです。
呼吸法と言っても、ヨガを始め、あらゆるスポーツにも独特な呼吸法があります。
呼吸法とは、
呼吸によって、心や身体の機能を向上させることを目指す訓練方法 とされています。
呼吸は、消化器系や、循環器系などの器官と違い、意識することでコントロールする事が出来る唯一の身体活動なのです。
普段何気なくしている呼吸を訓練して、心身をコントロールする=自分で自分の機嫌をとる事に繋がっていきます。
呼吸による体への作用
血液循環の改善
深く正しい呼吸をすると、血液中の酸素が増え、細胞の代謝が活性化します。正しい呼吸のリズムが、規則正しい心臓の動きへと導き、心臓の働きを良くします。
老廃物の浄化
血液循環が改善され溜まった老廃物や毒素が排出されます。
意識した呼吸は、横隔膜を動かし、内臓マッサージになり、老廃物が、浄化されます。
免疫力の向上
正しい呼吸法を取り入れる事により、呼吸に必要な筋肉が鍛えられ、心肺機能が高まるので、呼吸器系の免疫力もアップします。また、脳にも多くの酸素が送り込まれるために疲労物質が分解され、脳が活性化されます。
自律神経系
呼吸により、自律神経系も意識的に修正出来ます。
多大な訓練が必要になってきますが…
自律神経系は、心拍数、心機能、腎臓、血管、内臓、身体のほぼ全てに影響しています。
呼吸によって、交感神経を高めたり、副交感神経を高めたりする事ができます。
早い呼吸、火の呼吸で交感神経をあげたり、深い腹式呼吸で、副交感神経を高めたりします。
朝と夜に意識的に行う事で体内時計をリセットする事も可能です。
呼吸の実践
毎日同じ場所で同じ時間に呼吸法を行う事で自分への気づきがあります。
布団の上でも構いません。
意識をして呼吸を行なって見ましょう。
練習方法 気をつける事
1.プラナヤーマをする前に排泄し、膀胱を空にしておく。
バンダの効果を得るため。
2.空腹時に行う。カフェインは避けて
食後2〜5時間以内は行わない。
時と場所の気をつける事
3.最も良い時間帯は、早朝の日の入り直後
1日10〜15分行うのがいいでしょう。
4.気候の穏やかな春や秋にはじめるのが望ましい。
5.決まった時間、決まった場所、同じ姿勢で、規則的に忍耐強く行う事。毎日種類は変えてもいいですが、レベルが上がってきたら、片鼻呼吸方を毎日行う!
最後に
呼吸法を練習していくと色んな事に気付いてきます。嬉しい時の心の動きや、イライラした時の感情の変化、自分の喜怒哀楽に対する心の動きを鮮明に感じはじめます。
それと同時に人への配慮も備ってくると思います。その結果、生きやすい環境が整ってきます。
継続する事が一番困難ですか、まずは、お休みをする事が嫌になるくらい習慣にしてみましょう。
少しずつちょっとずつ変化していけば、一年後は大きく変化しているはずです(*´꒳`*)
kai