甲斐あゆみのオンラインヨガスタジオ~Beginning~

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カルマヨガについて

2018-07-31

失礼します。kaiです。 ヨガの考え方は全ての宗教の元になっていると言われています。 昔の人も今の人もあまり変わらないんだなぁと感じたり、昔の人はやっぱり凄いと思ったり、深く知れば知るほど面白い世界です。

カルマヨガ

カルマヨガについて   カルマヨガとは、「行為の際の知恵を教えるヨガ」 「奉仕」のヨガの事です。 およそ、紀元前800~500年ごろに作られたとされています。 「行為の結果に対する思いを破棄し、見返りを求めず私心を交えず行為をする事」を勧めています。(無私の献身)  

カルマヨガの実践者

カルマヨガの偉大な実践者マザーテレサの残した言葉。 「私は、自分が神の手の中の鉛筆だと感じる。 主よ、私を平和のための道具としてお使い下さい」 「何をするかが問題ではなく、どれほどの愛を注ぎ込む事ができるか、それが重要」 「あなたの中の最良のものをこの世界に与え続けなさい。たとえそれが十分でなくとも気にすることなく最良のものをこの世界に与え続けなさい」  

カルマの浄化

  私達の日常の行動は全て修行であるという考え方であり、自己顕示をしない事や、利益や見返りなどを求めない奉仕の気持ちを持って善行に励む事により、カルマの浄化を目指すというヨガです。   つまり、自分がした行為は必ず自分のところに帰ってくると考えられています。 古代のインドでは日常生活がヨガだと考えられていました。その象徴がカルマヨガです。   ヨガと聞くと呼吸法や、ポーズをイメージしますが、そうでないヨガもあります。  

最後に

私達は日常生活の中でいつの間にか自分にとって得になるように考えてしまいがちです。知らず知らずのうちに自分がした行動の見返りを求めている時もあると思います。 それが間違っているとどこかで分かっているものでもあります。 その様な気持ちをカルマヨガにより取り除く事ができるのです。   カルマという意味は「行為、なすことそれ自身」という意味です。この単語は仏教の基本的概念であり、「業」とも深い関わりがあり、業はその善悪に応じて果報を与え、死によっても失われず、輪廻転生に伴い代々伝えられるとしています。   死んだら終わりではないので、日々の生活に気をつけなさいという教えですね🎶